ECO-MW工法について ~従来工法との比較~

二酸化炭素の排出量削減

ECO-MW工法は従来工法と比較して、二酸化炭素排出量を約40%低減することができます。

ECO-MW工法と従来工法の比較

ECO-MW工法による二酸化炭素(CO2)排出量削減・森林資源への影響評価(試算例)

ソイルセメント地中連続壁(施工対象土量=10,000m³)

(1)施工条件
対象地盤 粘性土と砂質土の互層
削孔径 600mm
平均壁厚 0.538m
壁長 20m
施工面積 18,588m²
対象土量 10,000m³
出来高 126m²/日
施工日数 148日
(2)全材料使用量(工場から現場への運搬重量)
材料 ECO-MW工法 従来工法
合計 1874.3t 3045.0t
セメント 1680t 2940t
0t 0t
ベントナイト 63t 105t
アロンソイルA 65.63t 0t
アロンソイルB 65.63t 0t
(3)発生泥土量
  ECO-MW工法 従来工法
発生泥土量 4,838m³ 7,936m³

※1:発生泥土の比重は1.5として試算

40%~50%の汚泥低減が実現

(4)各材料の製造時のCO2排出量
  (材料1t当たり)
セメント 435kg(CO2)
0kg(CO2)
ベントナイト 150kg(CO2)
アロンソイルA 89kg(CO2)
アロンソイルB 0kg(CO2)
(5)造成スピード 
  
  造成効率
ECO-MW工法 0.08h/m³
従来工法 0.08h/m³
(6)山留め工事におけるCO2排出量
    ECO-MW
工法
従来
工法
合計CO2排出量 805.5t 1,391.9t
ECO-MW工法を用いた場合の
CO2削減量
586t減(-42%減)
(1)材料製造時の
CO2排出量
セメント 730.8t 1,278.9t
ベント
ナイト
9.5t 15.8t
アロン
ソイルA
5.8t 0.0t
アロン
ソイルB
0.0t 0.0t
小計CO2
排出量
746.1t 1,294.7t
(2)材料運搬のための軽油量
および CO2排出量
12.2t 19.8t
(3)施工時のCO2排出量 0.1t 0.1t
(4)発生泥土運搬のための
軽油量およびCO2排出量
47.1t 77.3t

山留め工事におけるCO2排出量

(7)排出したCO2を吸収するために必要な植林の本数(※1,※2)

グラフ:排出したCO2を吸収するために必要な植林の本数

  • ※1:1本の木が直径20cm、高さ15mに成長すると仮定
  • ※2:CO2 1tを吸収できる木の本数は0.35本と仮定

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